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映画『愛されなくても別に』情報解禁!

この度、弊社が製作を手掛ける映画『愛されなくても別に』の情報が解禁されました!
2025年7月4日(金)全国ロードショー!

 

この度、「響け!ユーフォニアム」で知られる武田綾乃による原作「愛されなくても別に」の映画化が決定、日本最年少でカンヌ国際映画祭への出品を果たした井樫彩が監督をつとめ、南沙良が主演することが決定し、2025年7月4日(金)公開となりました。

 

 

<あらすじ>

宮田陽彩(みやた・ひいろ)(19)は、“クソ”のような大学生活を送っていた。
大学に通い、それ以外の時間のほとんどを浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、その中から学費と母と2人暮らしの家計8万を収める日々。遊ぶ時間も、金もない。
何かに期待して生きてきたことがない。親にも、友人にも・・・。
いつものように早朝にバイトを終えた宮田は、母のために朝ご飯を作り、家事をした後に大学に登校していた。そこで大学の同級生であり、バイト先の同僚でもある 江永雅(えなが・みやび)(24)のひょんな噂を耳にする。威圧的な金髪、メイク、ピアス──バイト先ではイヤホンをつけながら接客する、地味な宮田とは正反対の彼女の噂。
「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」
他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。ふたりの出会いが人生を変えていくー。

 

<コメント>

主演:南沙良

お芝居している中で、自分が不幸であることを他人との物差しとして用いてしまう陽彩を抱きしめてあげたくなりました。
誰かと出会うこと、何かを失うこと、なにかを信じること。
ただ生きることがこんなにも難しいこの世界で、未来を見ることが出来なくても、今を生き抜く力を持てたら、と強く思えた作品でした。

 

監督:井樫彩

あらすじから暗くて重い話なのかと思われがちなのですが、決してそれだけの物語ではありません。
苦しんだり傷ついたりしながら、だれかの手を振り払ったり…ときに手を取ったりして
力強く歩んでいこうとする陽彩と雅という、ふたりの人間の物語です。
ふたりに会いに、ぜひ劇場にお越しいただけたら嬉しいです。

 

プロデューサー:佐藤慎太朗

社会問題をテーマにした題材はどうしても重たくなりがちですが、武田先生の描くこの物語にはそれだけではなく、作品全体を包み込む不思議なポップさがありました。
原作が持つその独特な世界観を大切にし、なおかつ鑑賞後に清々しさを与えられるような映画にしたいと、井樫監督にこの企画を持ち込みました。
同年代で同じ時代を生きてきた井樫さんとだからこそ、この映画が作れたと思います。
生きていくうえで不安や悩みはつきものですが、登場人物たちの勇気が、誰かに寄り添い、救うことを願います。

 

<作品概要>

『愛されなくても別に』

2025年7月4日(金)全国ロードショー

出演:南沙良 他

監督:井樫彩

原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)

脚本:井樫彩/イ・ナウォン

企画・プロデュース:佐藤慎太朗

製作幹事・制作プロダクション:murmur

配給:カルチュア・パブリッシャーズ

Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会